8月3日の医薬品・医療ニュースまとめ

26件のニュースから

オランザピンの糖尿病禁忌が抗癌剤投与時の嘔吐に限定して解除される見通しとなり、支持療法の選択肢が広がる一方、マンジャロの薬価引き下げに対する製薬企業の反発など流通・行政面での動きも相次いだ。また、熊本地震の発生に伴い厚生労働省や関連学会が災害対策本部を設置し、被災地の仮設店舗における特例的な調剤販売の枠組みが示されている。

安全性

抗精神病薬であるオランザピンについて、これまで設定されていた糖尿病患者への禁忌が見直され、今後は抗癌剤投与に伴う悪心・嘔吐の治療目的で使用する場合に限り禁忌が解除されることが了承された。これにより、がん化学療法の支持療法としてオランザピンを使用する際の処方設計や服薬指導における安全性確認のあり方が変化する。また、厚生労働省の分科会では、新型コロナワクチン接種後の健康被害に関する救済請求の審査が行われ、死亡事例を含む4件の副反応被害が新たに認定された。

承認

表皮水疱症を適応とする希少疾患向けの再生医療等製品「アロステムシート」が新たに発売され、臨床現場での治療選択肢が拡大した。また、ニプロの血液透析用ダイアライザ「ELISIO-HX」が米国食品医薬品局(FDA)から510(k)クリアランスを取得したほか、バイオ後続品の承認審査や品質確保に向けた最新の指針・通知が更新され、開発から承認後管理に至る規制当局の考え方が示されている。

薬価・行政

2型糖尿病治療薬「マンジャロ」が持続可能性特例価格調整により8月1日付で薬価引き下げとなったことを受け、日本イーライリリーが不当な不利益であると声明を出すなど、価格改定への対応が注目されている。熊本地震の発生を受け、日本薬剤師会などが災害対策本部を設置して支援策の検討を開始したほか、厚生労働省からは被災薬局が仮設店舗で営業を継続し条件付きで処方箋薬の販売を行うための特例措置が通知された。行政面では医薬局長に内山氏が就任するなどの幹部人事や、医療情報データベース(MID-NET)の利活用ガイドライン等の改正が行われている。

企業

ベーリンガーインゲルハイム製薬の山形工場において、アジア・オセアニア地域への製品供給能力を強化するための新棟建設が進められている。また、バイエル薬品が保有するアレルギー性鼻炎治療薬「クラリチンEX」について、第一三共ヘルスケアとの間で販売提携に関するライセンス契約が締結された。中外製薬による「エンスプリング」の適応拡大申請や、ブリストル・マイヤーズ スクイブによる「オベキセリマブ」の承認申請など、各社の製品展開に関する動きもみられる。

その他

多汗症患者が直面する症状の悩みと医療による解決の必要性が取り上げられたほか、第一医科による経済産業省の「DX認定業者」の取得、キヤノンMJや富士通Japanなどによる業務効率化・生成AI音声入力機能を搭載した電子カルテシステムの提供開始が報じられている。さらに、各種製品の新発売情報や、昭薬同窓会による生涯学習講座の開催案内、獣医療に関する解説記事の訂正などが発表された。

参照記事(26件)

この要約はAIによる自動生成です。正確な情報は必ず原文を確認してください。