7月30日の医薬品・医療ニュースまとめ

17件のニュースから

医薬品の安定供給に影響を及ぼす熊本地震への特例措置や企業の動向が示される一方で、海外での新薬承認や新たな医療技術に関する情報が動きを見せた一日であった。医療経済では社会保障給付費が高水準を維持しており、流通や制度の変更に対する実務的な注視が求められる。

承認

大塚製薬は、新しい作用機序を持つADHD治療薬「センタナファジン」の米国承認取得を発表した。同剤は次期主力品候補と位置付けられており、日本では第3相臨床試験が進行中である。新規作用機序を持つ薬剤として将来的な国内導入の可能性があるため、適応や特徴に関する情報を把握しておくことが望ましい。

薬価・行政

医療用医薬品の「1社流通」をめぐる議論では、医療機関側から透明性や説明の徹底を求める声が上がっており、流通形態の変更が将来的な納品ルート等に影響を及ぼす可能性がある。また、最大震度7を観測した熊本地震への対応として、厚生労働省は診療報酬における施設基準等の要件を緩和する通知を出し、被災地域の薬局では特例措置の内容を正確に把握して対応することが求められる。さらに、2024年度の社会保障給付費総額が過去2番目の高水準となり、厚労省から先進医療会議や無医地区等調査の結果が公表されるなど、医療経済や地域医療に関わる動向も示されている。

臨床試験

中外製薬は、独自の中分子創薬技術を用いた新たなALK陽性非小細胞肺癌治療薬候補について臨床試験を開始した。将来的な肺癌治療の選択肢となる可能性があるため、今後の開発動向を注視すべきである。

企業

中国の製薬企業ではグローバルな知見を持つ専門人材の不足が海外戦略の足かせとなっている。また、日本新薬がIL-18結合タンパク製剤「tadekinig alfa」の米国権利を獲得したほか、熊本地震の影響により三和化学研究所が工場の操業を停止する事態が発生し、供給への影響に注意が必要である。プレスリリースでは、エーザイが「レケンビ」の売上報告を行い、ファイザーが「ヒムペブジ」の適応拡大を申請し、サノフィが世界的な承認申請を取りやめた。ほかにも、ボーテ・ド・モードのヘアケア新シリーズ発売や、アース製薬の入浴剤新製品の展開、業界のプレスリリースリストが公開されている。

その他

堀場製作所による「2026堀場雅夫賞」の受賞者が決定したほか、栄研化学はフェリチン測定キット「LZテスト‘栄研’FER II」を発売した。ウィーメックスは遠隔医療システムと表情解析AIを連携させたNICUでのオンライン親子面会の試験運用を開始し、オムロンヘルスケアは茨城県および鹿島アントラーズと健康増進に関する連携協定を締結した。さらに、帝人ファーマが在宅人工呼吸器の取り扱いを開始し、Neoxは聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院とAIを用いた持参薬登録支援の共同研究を立ち上げている。

参照記事(17件)

この要約はAIによる自動生成です。正確な情報は必ず原文を確認してください。