9月10日の医薬品・医療ニュースまとめ

17件のニュースから

PALTACとあらたによる共同配送の関西エリア拡大や、欧州での新たな乳がん治療薬の承認など、流通の効率化と医薬品の最新動向に関する動きが見られた一日であった。また、バイオシミラー事業の拡大や新規ADCの臨床試験開始など、製薬企業の活発な開発・戦略展開が相次いでいる。

供給

流通インフラの持続可能性を高める取り組みとして、PALTACとあらたは西関東で実施していた共同配送の対象エリアを関西地方まで拡大することを決定した。この医薬品流通の効率化は、安定供給体制の強化に寄与することが期待される。

承認

米ギリアド・サイエンシズのTROP2標的ADCであるサシツズマブゴビテカン(製品名:トロデルビ)の適応が、欧州にて拡大・承認された。ADCの適応拡大はがん薬物療法の標準治療を変化させる可能性があり、海外の承認動向の把握が重要となる。

薬価・行政

厚生労働省から匿名医療・介護情報等の提供に関する委員会や薬事審議会の開催情報が発表されたほか、輸血歴を有する人を一律で恒久的な献血制限の対象としている現行運用について、安全技術調査会が2026年度中の運用開始を目指して見直しを進める方針を了承した。また、PMDAは再生医療等製品事前評価相談の2026年度の実施要領を公開し、開発段階に応じた相談プロセスを定めている。

臨床試験

第一三共は、免疫抑制機能を持つTreg細胞の表面に高発現する蛋白質CD25を標的とした抗体薬物複合体(ADC)「DS1025」の臨床試験を開始した。これは次世代ADCの開発動向として、将来的ながん治療の選択肢を広げるものとして注目される。

企業

先行するバイオ医薬品の特許切れが相次ぐ中、サンドは2035年までに年間純売上高を2倍以上に成長させる野心的な目標を発表し、バイオシミラー事業を拡大させる方針を示した。また、中外製薬の研究者3名がバイスペシフィック抗体発明の功績でラスカー賞を受賞したほか、東和薬品の新PTPシート「MEKUREL」がテクニカル包装賞を受賞し、第一三共ヘルスケアによるOTC医薬品「クラリチンEX」の発売情報などが公開された。さらに、コニカミノルタの品質工学会長賞受賞や島津製作所の英国子会社再編による分析機器の開発機能強化、PHCbiのOPC UA規格対応インターフェースボード発売、楽天メディカルへのクリストフ・ウェバー氏の取締役副会長就任、生化学工業の米国における「SI-6603」再申請の承認見送りなども報じられている。

その他

日本睡眠科学研究所の調査により休日の過度な睡眠が引き起こす「社会的時差ボケ」の影響が指摘され、日本医師会はJDリーグのピンクリボン運動の後援を通じて乳がん検診の受診勧奨を呼びかけている。また、大阪市立総合医療センターの薬剤師が10種の資格を取得したキャリアモデルが紹介されたほか、粧美堂のmiffy限定デザインの前髪ミニアイロンが発売された。

参照記事(17件)

この要約はAIによる自動生成です。正確な情報は必ず原文を確認してください。