9月29日の医薬品・医療ニュースまとめ
11件のニュースから
医薬品卸売業の経営環境の厳しさが示されるとともに、PMDAにおける情報管理の不徹底に対する処分が下された。また、製薬企業による新規臨床試験の実施や、薬価制度に関する提言などの動きが見られる。
日本医薬品卸売業連合会が公表した2026年版医薬品卸売業経営概況によると、売上高は微増したものの利益率は低下傾向にあることが示された。医薬品卸の経営環境は引き続き厳しい状況にあり、今後の安定的な医薬品供給体制への影響が懸念される。薬局においては、こうした状況を踏まえた一層の在庫管理の重要性が再認識される。
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、審査部門に所属する係長級の審査専門員が、非開示情報や個人情報を保存したUSBメモリを紛失したとして、停職3日の懲戒処分を下した。機密情報の適正な管理の徹底が求められる事案である。また、米国のMFN価格政策による日米間の価格格差を是正するため、現行の薬価算定ルールを用いた価格是正策の導入が必要であるとの提言がまとめられた。
アステラス製薬は、膵腺癌および肺癌を対象とした蛋白質分解誘導剤セチデグラシブの国際共同第III相試験を実施している。今年に入り、対象疾患で2件目の試験拡大となる。KRAS変異を持つ患者への将来的な治療戦略として注視すべき動向である。
島津製作所は、東北大学の異分野融合計測イノベーションセンターに参画し、質量分析技術の高度化や若手研究者の育成を図る。さらに、京都大学と島津製作所、日本電子、日立製作所などの主要な研究・分析装置メーカーが連携し、共創オープンイノベーション拠点「KATALICE」を立ち上げ、研究および技術革新の加速を目指す。一方、キヤノンマーケティングジャパンとキヤノンITSメディカルは医療ジャパン東京に出展し、医療ITや関連機器の展示を行う予定である。
パナソニックはOHラジカル量を増加させた新発生デバイスを開発し、カビ抑制時間を短縮した。富士経済の調査によると、メイクアップ化粧品市場ではスキンケア効果を売りにした高付加価値商品の広がりが見られ、アウトバスヘアケア用品市場でも高機能・高単価な商品の需要が増加している。また、豊橋市のマッチング支援により、ドラッグストアー・カミヤなどが薬局へ健康支援ツールを導入し地域住民の健康増進を目指す取り組みが開始されている。
参照記事(11件)
- 【薬卸連】26年版医薬品卸経営概況‐利益率微減、厳しさ続く
- 【くすり未来塾】MFN価格是正策が必要‐外国価格調整見直しを
- 【PMDA】USB紛失で審査専門員を停職処分
- 【アステラス製薬】膵腺癌、肺癌で第III相試験‐KRAS標的薬剤で
- 【島津製作所】東北大「CICMI」に参画‐質量分析技術の高度化や若手人材育成を推進
- 【京大】研究・分析装置メーカーと「KATALICE」設立‐共創オープンイノベーションで研究・技術革新を加速
- 【キヤノンMJ/キヤノンIM】「第9回メディカルジャパン東京」へ出展
- 【パナソニック】「ナノイーX(72兆)」を開発‐カビ抑制時間を従来比1/2に短縮
- 【富士経済】メイクアップ化粧品とフレグランスの国内市場を調査
- 【富士経済】アウトバスヘアケア用品の国内市場を調査
- 【ドラッグストアー・カミヤなど】薬局に健康支援ツール導入‐豊橋市のマッチングで協働
この要約はAIによる自動生成です。正確な情報は必ず原文を確認してください。